計算機の歴史3
計算機の歴史その3を公開しました.
計算機の歴史1,2でコンピュータそのものの歴史についてお話をしました.その3では,マイコンの誕生についてのお話です.ジョン・フォン・ノイマン以後のコンピュータは,プログラム内蔵型なので,現在存在している世界のコンピュータの全てはノイマン型コンピュータと言って間違いないでしょう.ノイマンが手がけたEDVAC,世界初の商用コンピュータUNIVAC,などなど多くのコンピュータがありました.
そして,リレーや真空管に替わるトランジスタの発明,シリコンのウエハー上に回路を作り込む集積回路の発明など,多くの天才の発明に支えられてコンピュータは進化し続けました.
さらに,小型で低消費電力で安価な電卓を作るという日本での電卓戦争の中でマイコンは誕生しました.そのマイコンを使って,多くの電化製品がさらに進化して現在の我々の生活を支えています.
これを見ている人たちはおそらく,パソコンを使ってみています.パソコンは今や仕事には欠かせない道具となり,シールを貼ったり,ペイントしたり,いろいろやっているのを見たことがあります.また,壁紙やアイコンなど独自性を強く主張しているものも見ます.
でも,マイコンは縁の下の力持ちで,一般の人がマイコンを直接見ることは,まずありません.お家にある電化製品の全てにマイコンが搭載されていると言っても過言ではありません.車もそうです.今の自動車はマイコンで制御されています.マイコンにペイントしたり,マイコンにシールを貼ったりしたことはありませんが,マイコンは小さくてとてもいい子です.大好きです.
ということで,計算機の歴史は1,2,3を持って終了します.今後,加筆修正などあるかもしれませんのが....