MEMEsのデバイス
付録にMEMEsを使った組込み技術の習得のために使用するデバイスについて掲載しました.基礎編で使用するデバイスのみに限定しておりますがこれだけのデバイスを自由に扱えるようになるように勉強しましょう.
回路図は公開できませんが,デバイスとポートの関係をまとめたものを載せておきますので参考にしてください.そのうち,ポートの一覧表も作りますので,少々お待ち下さい.
このページの歩き方
まずは,MEMEs の基礎編からです.基本的なSH7085の使い方やツールの使い方を勉強しましょう.LEDやSWを使った簡単なプログラムから始まります.
最終目標は,キャラクタLCDを使った簡単なゲームを作ることです.皆さんのアイデアで面白いものを作りましょう.
現状ではこのマインドマップのような内容を説明していく予定でいます.が,途中で若干変更があるかもしれませんので,そのときにはまたお知らせします.
割込み
MEMEsにおける割込みの仕組みと動作についてアップしました.
割込みはマイコンを扱う上でとても重要な仕組みの一つです.割込みは「ある処理」をしている最中に別の処理を実行するようにできる仕組みです.現在行なっている処理を中断して別の処理を行い,それが終わったら元に戻るということです.
割込みによって現在行なっている処理を中断してしまいます.中断させたくない処理もありますので,割込みは許可したり禁止したりできます.割込みによって行う処理を割込み処理と言います.また,割込み処理に移る要因を割込み要因と言います.割込み要因には,端子の信号の変化であるとか,コンペアマッチしたときなどがあります.
MTU2
MTU2のテキストをアップしました(^^////
MTU2は,もともとMTUという機能モジュールがあったので,それのVer.2という意味でMTU2という名前になったらしい・・・なので,一般的には単に「エム ティー ユー」と呼んでいます.このMTU2には機能がてんこ盛りで,すべての機能を使うのは無理だと思うので,CMTのような周期タイマーとコンペアマッチでA/D変換のスタートさせる程度の機能に限定して説明しようと思う.
それから,MTU2にはチャネルがたくさんあります.チャネルごとにレジスタがあり,それぞれのチャネルを独立して設定することができるようになっています.
しかし,
チャネルごとに設定する内容が違う・・・ということは,チャネルごとに説明が違うというわけで,,,そんなことをここに書いても誰も読まないだろう・・・
だから,かなり機能を限定してチャネルも固定して説明しているので,そのへんを理解してほしいです.ハイ.
A/D変換器のページ
A/D変換の原理や仕組みを追加しました.それから,SH7085に搭載されているA/D変換器を動かすためのページをアップしました.SH7085のA/D変換には,3つのモードがあります.まず,最も基本的なシングルモードについてのページをアップしました.演習問題の動画撮影が間に合わず,問題の5,6,7は,まだ準備ができておりません...w
1サイクルスキャンモードと連続スキャンモードについては間もなく公開しますので,少々お待ちください.
モニタプログラム使用時の注意事項
モニタプログラムを使用する際の注意事項を追加しました.そもそもモニタプログラムはユーザプログラムの開発支援のためのプログラムです.そして,モニタプログラムにはさまざまな機能がありますが,ここでは,深くは触れません.
さて,モニタプログラムはマイコンのROMに書き込まれたプログラムですので,電源投入直後に動作を開始します.そして,パソコンと通信をしてコマンドによりさまざまな機能を提供します.
例えば,Lコマンドでユーザプログラムをダウンロードしますし,Gコマンドでユーザプログラムを実行します.さて,ここで,モニタプログラムはユーザプログラムどこにダウンロードしているのでしょうか?
ミームス自体,ハードウェア的にCS1空間にSRAM が搭載されておりますので,モニタプログラムはこのCS1空間にユーザプログラムをダウンロードしなければなりません.しかし,HEWを使って作成されたユーザプログラムのアドレスは,内部のROMの情報になっており,モニタプログラムは内蔵ROMの指定されたアドレスにユーザプログラムを書き込もうとします.
しかし,ROM空間にプログラムを書き込むには特別な操作が必要なため,ターミナルから書き換えることは不可能となります.
したがって,ユーザプログラムを作成する段階で,どの番地にプログラムを配置してどの番地から実行するのかなどの情報をユーザプログラムに設定する必要があります.
それがセクションの設定なのです.うまく動かない人は,モニタプログラム使用時の注意事項を読んでください.
テーマを変えてみました
ミームスのホームページのテーマを変えてみました.
7セグメントLEDの使い方
7セグメントLEDの使い方のページを公開しました.
これまで,プログラムリストのみを公開しておりましたが,説明を付けておきました.わかってしまえばただのLEDの制御を変わりませんので,そんなに難しくありませんね.ただし,7セグメントLEDには,端子が最低8本あります.例えば,今回のMEMEsには,3つ7セグメントLEDが搭載されていますので,合計で,24本以上の端子があります.これらを全てマイコンに接続するのは非常にもったいないので,今回は,2進数を10進数に変換してくれるBCD IC とダイナミック点灯と言う技を使ってこの3つの7セグメントLEDを制御することにします.
そうすると,マイコンと接続される端子は,7本で済みます.
例えば,数字だけでなく,いろいろな模様などを表示させたい場合,BCD ICは使えませんので,直接マイコンと接続して挙げてください.そのとき,マイコンには,LED を直接ドライブ(駆動)できるだけの電力はありませんので,若干の外付け回路が必要になります.
アノードコモンの7セグメントLEDを使い,カソード側にバッファを入れるとか,..の回路的な工夫が必要になります.
くれぐれも,LED のアノードを直接マイコンに接続して,LED が点灯しないよぉ〜と言わないでください.多分点灯できませんので...
PFCその後
PFCの使い方で,LED単体の動作とLEDとSWを組み合わせた動作のコンテンツをアップしました.サンプルプログラムおよびワークスペースもダウンロードできます.
それから,演習問題のプログラムが完成するとどんなふうに動作するのかがわかるように写真と動画を載せておきました.
次は,7セグメントLEDを使ったコンテンツを準備しますね.